インタコ週末無料券はお得なのか
インターコンチネンタルアンバサダーと呼ばれるインターコンチネンタルブランドのみの会員制度では、入会または会員資格を1年更新すると週末滞在無料券がもらえます。
週末滞在無料券
週末無料券の概要はざっくり以下のとおり。
- 金曜、土曜の2連泊または土曜、日曜の2連泊で利用可能(中東では木曜、金曜)
- ベストレートではなく週末無料券用のレートを利用することとなる
- 2泊分のうち実際に請求されるのは、最初の1泊分のみ
- 入会時または更新時に送付される紙のバウチャーが必要
週末無料券用のレートはベストレートに対して、20%〜30%程度料金が上乗せされている。ベストレートが30,000円であれば、週末無料券用のレートは36,000円のレートといった感じですね。
週末無料券はお得なのか
週末無料券はお得なのかと問われたら、多少レートが高いとはいえ、1泊分タダということもあり結構なお得感はあるかと思います。
先ほどの例で言えば、1泊30,000円なので通常2泊で60,000円かかるところが、週末無料券を使えば、36,000円で済む計算となります。
ただし、東京のような週末にレートが異常に上がる都市の場合、状況はちょっと変わってきます。東京の場合、2泊目が日曜日である場合、日曜日のレートは土曜日の3割〜5割ほど安くなる傾向があります。
そのため、土曜日が30,000円だとしたら、日曜日は20,000円前後で宿泊できることが一般的です。ベストレート2泊だと、合計50,000円ですが週末無料券なら36,000円となり、多少お得感は減ってしまいます。
年会費が200ドルであることを考慮すると、日曜日利用はお得感的にちょっとオススメできませんが、そもそも週末にインターコンチネンタルを利用する機会があれば積極的に使っていくのがいいのは間違いないですね。
券面上の表示変更
インターコンチネンタルのアンバサダーギフトである週末無料券の券面上の表記が変更されるようです。
具体的には券面上に、
- 会員名
- 会員番号
- 無料券番号
が追記される模様。これにより、アンバサダー週末無料券の譲渡、転売といった行為が実質的に難しくなると見られています。一応、不可能でもない、といったコメントが海外で見られますが細かい部分は実際に切り替わってからの公式の対応スタンス、各ホテルの運営ポリシーに依るところと思われます。
スイートルームの連泊には非常にお得感のあるチケットだけに、今までが杜撰だったのか、より適切な運営管理に繋がるのか怪しいところではあります。