ジョホールバルからクアラルンプール／プトラジャヤへバス移動をする方法

本日はマレーシアの最南端都市であるジョホールバルから、クアラルンプール近郊にある都市のプトラジャヤまで行きます。ジョホールバルからは、プトラジャヤだけでなく、クアラルンプールやペナンにまで行くことができるので、目的地に合わせて交通手段を選択するのがよいでしょう。今回はジョホールバルからのバスでの移動について解説します。

移動手段のメインはバス

マレーシアは鉄道が発達しているのは本当一部の地域という印象があります。それ以外の地域はもっぱらコーチバスでの移動が主流。実際利用者も安価で、使いやすいマレーシアの高速バスは使い勝手がよいそうです。

鉄道でジョホールバルからクアラルンプール方向へ行く場合、乗換込みで７時間以上かかります。一方で、バス移動であれば４．５時間程度で移動できるため、時間という観点からも高速バスは優れています。

バス乗車場所はLarkin Bus Terminalから

ジョホールバルからバスで移動する場合には大概このLarkin Bus Terminalへ行くことになります。現地の人もLarkinの名前を出せば、この後バスで長距離移動する旨すぐに理解してもらえるでしょう。それくらい有名な場所です。

JB Sentralから徒歩ではやや面倒ですが、車なら数分で付く距離にある場所に位置しています。徒歩で面倒と書いたのは、マレーシアは足場が悪い道路がほとんどであるため、大きな荷物を転がして移動するのが大変というのと、かなり日中は暑くなりますから、無駄に体力を消耗してしまうという観点から、徒歩はおすすめできません。料金も安いことですし、タクシーでサクッと移動しましょう。

プトラジャヤまでは３２．１RM

チケットはオンラインでも購入できるのですが、バスチケットはLarkin Bus Terminalでももちろん購入が可能です。白タク的な呼び込みの人が非常に多いので、建物の外はかなり気を付ける必要がありますが、チケット売り場付近のお兄さんは実はちゃんとバス会社を案内する人だったりします（雰囲気は完全に白タクの人なので、かなり警戒しちゃいました）。

クアラルンプール行きのバスを運行しているバス会社は多数ひしめき合っているので、都合のいい時間帯をネットで事前に調べておくのがよいかと思います。

※チケットカウンターは運行会社毎に分かれています

プトラジャヤ行きのバスは、あまり本数がないため、選択の余地がなかったのですが、チケット売り場で事前に座席を予約する形で購入することができました。チケット価格は３２．１RM（800～900円）。4時間を超える長距離移動でこのお値段は本当安いですね。

チケット購入後はバス乗り場へ

チケット購入後はバス乗り場へ移動しましょう。チケット売り場で購入時にバスの発着番号を教えてもらえますが、チケットにも同様に記載がされています。

看板付近に立っていれば、時間になると目的地が書かれたバスがやってくるので、わかると思いますが、わからなければ積極的に係の人に声をかけて確認しましょう。皆さん英語が堪能なので、へんてこなコミュニケーションになることはまずないのがマレーシアの安心できる良い点ですね。

バスが来たら、いざ車内へ

バスが来たら、さっそく車内へ乗り込みましょう。大きなトランクがある場合はバス下のトランクルームに自分で入れます。日本みたいに手取り足取りやってくれる訳ではないので、その場の流れの中で対応していきましょう。

バス車内は全席指定席になっています。あまり厳密な運用にはなっていないので、空席が多い場合には空いた席を利用することも可能です。

今回乗車したバスの車内前側は２－２の座席、後側は１－１－１の座席配置となっていました。かなり冷房が強いので、長ズボンかつ上着着用をお勧めします。

なお、シートベルトはない上に、かなりスピードを出す＋路面が荒い箇所も多いので相当揺れます。車酔いしやすい人は酔い止めを飲んで後ろのほうの座席に座ったほうがよいかと思います。

目的地に着くまでは１度休憩あり

バスに乗ってしまえば、あとは目的地に着くのを待つだけです。目的地がプトラジャヤの場合は一度、休憩が挟まれました。日本でいう高速道路のパーキング的場所ですが、トイレもなく、ちょっとした軽食を買えるだけの場所になっています。

バスは時間になったら、とっとと出発してしまい、点呼なんて一切しないので必ずバス運転手に出発時間を確認してからバスの外に出ましょう。置いてきぼりになったら、それこそ後が大変です。。。

あとは目的地まで待つだけ

道中に休憩がある以外は目立って注意することはありません。目的地に着いたら、皆一斉に降りだすので、荷物を取るのを忘れないようにしましょう。

また、2か所以上が目的地となっている場合には、最終目的地でない場合があります。Google Map等の電波がつながっているのであれば、そちらを確認するのが確実ですし、不安があるようであればちゃんと運転手に現在の停車位置を確認しましょう。間違っていた場合には次の降車ポイントである旨教えてくれます。

まとめ

マレーシアでは非常に便利なバスでの移動。現地に行った際には、積極的に有効活用するとよいでしょう。皆さん英語が堪能なので、不安に思うことがあれば、なんでもコミュニケーションをしてみると丁寧に答えてくれます。ぜひよい旅を。