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キャセイパシフィック ビジネスクラス シンガポール~バンコク~香港 搭乗記

シンガポールからは香港を経由して帰国する予定です。このとき利用したキャセイパシフィック便はバンコクを経由して、香港まで飛ぶもの。キャセイパシフィックは久しく乗っていなかったこともあり、さらに今回はビジネスクラスであったこともあり期待しつつ搭乗をしました。今回はその様子を簡単に紹介します。

CXビジネスクラス シンガポール~香港

予約

こちらのフライトはアラスカ航空のマイレージプログラムを活用して予約をしました。アラスカ航空のマイレージプログラムは一部の方には有名ですが、JAL、キャセイパシフィックのファーストクラス、ビジネスクラスの必要マイル数が少ないことや片道航空券で1回ストップオーバーができるなどのルールがあるマイレージプログラムです。

今回は、シンガポール~香港~羽田の2区間を1旅程の特典航空券として発券をしました。

シンガポールチャンギ空港でのチェックイン

キャセイパシフィックはシンガポール・チャンギ国際空港ではターミナル1に受付カウンターがあります。当社iPhoneの通知メールではターミナル2との表記があったため、誤ってターミナル2へGRABで向かってしまったのですが、実際はターミナル1だったので急きょスカイトレインで移動しました。

キャセイパシフィックのカウンターはビジネスクラスカウンター、エコノミークラスカウンターに分かれていますが、航空券の印刷だけであれば、KIOSK端末から印刷することが可能です。

機内持込の荷物のみであれば、KIOSKによるチェックインですべて済ませられるので、非常に便利ですね!ビジネスクラスカウンターは1人待ちであったため、3分程度で順番が回ってきました。

念のため香港で荷物をピックアップするかどうか確認しますが、No Needとの返答。香港では特に何も心配する必要はなさそうですね。サバサバしたチェックイン捌きと距離感を感じさせない接客に外資系らしさが溢れる対応で好感が持てます。

キャセイパシフィック ボーディング

 出国審査とゲート前手荷物検査を終えて、搭乗口前へ向かいます。搭乗時刻前には、優先搭乗を促してはいますが、搭乗開始となった途端、エコノミー客でも関係なく全員が機内へ向かいだします。

搭乗前の乗客コントロールはほとんどしていないようですね。ちょっとこれは残念。

ビジネスクラス 座席

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ビジネスクラスの座席はヘリボーン式のシート。1-2-1のアブレストとなっており、窓側席は窓側に斜めに座るような配置となっており、空間の余裕度がかなりある座席となっています。

個室間はスタッガードタイプよりも低いものの、機能性という観点ではキャセイのこちらのシートは非常に優れているのではないでしょうか。

座席に着席すると、ほどなくしてウェルカムドリンクとおしぼりが提供されました。今回はまだお昼の時間帯ではあったのですが、シャンパンをいただくことにしました。

離陸~機内食バンコク到着

フライト内での機内食の写真については、本編ブログにて紹介させていただきますが、離陸後は機内食の提供がいつものように始まります。

キャセイパシフィックが他社エアラインと異なるのは、機内食を事前選択させるのではなく、ギャレーに乗せてすべて目の前で選択させてくれることでしょう。フィレステーキ、チキンの煮込み料理、カレーソースで味付けされたフィッシュフライなど、どれも美味そうで選ぶのに困りました。

また、キャセイは他のエアラインと比較しても機内食のレベルが高い、と感じている人は多いかなと思います。このへんは航空会社への偏向姿勢もあるので、定かではないところも多いですが、目の前でホカホカのパンを「好きに選んでいいよ」と言ってくれたり、「メインディッシュどれにしたい?」という見た目でのアピールが大きく効いているのではないかと感じています。

バンコク到着~機内清掃~香港へ向けて離陸

バンコクに到着後、バンコクが最終目的地の人たちはここで降りていきます。私は香港まで行くので座席には座ったままです。シンガポールから出発した人の中で香港まで行く人はほとんどおらず私を含めてもビジネスクラスでは4-5人程度でした。

乗客が降りた後、驚くほどの勢いでタイの清掃員BBAが乗り込んできます。機内は完全にお掃除モードに。キャセイのCAもビジネスクラスの座席に座って、モソモソとご飯を食べ始めました。清掃員BBA軍団が恐ろしい勢いで掃除を進めている中、同時に男性清掃員が掃除機掛けも始めました。

やはり空港滞在時間が制限されているため、皆一生懸命に働いています。40分~50分くらいで清掃が終わり、次の乗客を迎え入れる準備が整います。こちらは座席に座っていただけなので、気が付くと次の乗客がわらわら入ってきました。

飛行機の経由便は初めてだったこともあり、なかなか面白い光景を見ることができました。

2回目の機内食~香港到着

 すでにシンガポールバンコク間で機内食を食べていたということもあり、おなかは全く空いていませんでしたが、とりあえず見た目おいしそうな料理(タイカレー風フィッシュフライ)をいただきました。

おなかはかなり苦しくなりましたが、1回のフライトで2度もビジネスクラス機内食が楽しめるというのは地味にいいことかもしれません。直線距離だと、せいぜい3~4時間のフライトでも経由便とすることで、6時間近くビジネスクラスの座席に乗っていられるというのも大きなメリットとも言えます。

まとめ

経由便を予約したのは、本当にたまたまでフライトの座席空き状況によっては香港までの直行便を選択する予定でした。たまたま今回バンコク経由便を選択したのですが、意外に面白い光景が見れたり、機内食を2回も楽しめたりと副産物は意外に多かったように感じます。

敢えて時間がかかるこちらのフライトを選ぶ理由はあまりないかと思いますが、キャセイパシフィックのヘリボーンシートといい、機内食の充実っぷりといい私の個人的な観点では、今回のフライトで好きな航空会社第1位になりました。