クアラルンプールからペナン島へ行く方法をまとめてみた
先日クアラルンプールから、マレーシアのリゾートアイランドであるペナン島まで行ってきました。いろいろ調べた結果、実際にはバスで行ったのですが、結構この交通手段ってのが曲者で、悩んだ挙句あまりいい選択ができたのか、と結果的に思った次第です。マレーシアのペナンに旅行を計画している人に何かしらの手助けになればと思い、備忘録として記事にしようと思います。
クアラルンプールからペナンへの行き方
日本からペナンへのフライト直行便はないので、必ず近隣の都市を経由することになりますが、一番使いやすいのはクアラルンプールでしょう。クアラルンプールからぺナンまでは複数の交通機関があるので、状況によってそれぞれ選ぶこととなります。今回はそれぞれにおける特徴や留意点を紹介します。
飛行機で行く方法
飛行機で行く場合、一般的にはKLIA(クアラルンプール国際空港)からペナン空港へ行くフライトを事前に予約して向かうことになります。エアアジアやマレーシア航空が複数飛んでいるため、時間帯もそこまで縛られずに移動できるかと思います。
チケット運賃もエアアジアの早朝便であれば片道1000円前後で購入できるため、移動費としては相当割安な部類です。なお、エアアジアの場合、預け荷物があると追加料金が掛かってしまいますが、それを含めたとしてもかなり移動費は低い部類になります。
マレーシア航空でもタイミングによっては5000円前後で購入できるので、時間帯や金額が安い方を選択するのが良いでしょう。
まとめると以下のとおり。
- 飛行機と言えど、5000円前後の移動費で済む
- チェックイン~フライト~到着までトータル3時間~4時間前後
- クアラルンプールまで移動せずともKLIAから乗継可能
バスで行く方法
クアラルンプールからペナンへバスで移動する場合は、TBSと呼ばれるクアラルンプールのバスターミナルから出発することになります。バスチケットは事前に購入することが可能ですが、TBSのバスターミナルでも購入が可能なので、都合のよい方を選択するとよいでしょう(私はバスターミナルでチケットを購入しました)。
ペナン島行きバスの目的地はButterworthとSG Nibongの2か所がありますが、Butterworthと書かれていても、ペナン島側へ行くのでご安心ください。わからない点があれば、必ず係の人に確認をしてから、チケット購入、バス乗車をするのが海外でトラブルを起こさないポイントのひとつですね。
バス料金は利用するバス会社によって微妙に異なるのですが、大体40RM程度が運賃となります。私の場合も39.0RM(約1000円)でバスチケットを購入できました。
途中、2か所ほど経由ポイントがあり、途中下車をすることができます。運転手さんがどこに行きたいか声を掛けてくる場合もありますし、ただ大きな声で目的地を言うだけの場合もあります。おそらくですが、ペナン島での下車が一番大勢降りるので、そのタイミングで雰囲気をとって降りる方法が実際かもしれません。
まとめると以下のとおり。
- バス運賃は1000円前後と格安
- 移動時間は5時間。渋滞状況や待ち時間等含めると6時間超える場合も。
- 大きな荷物はトランクに入れられるため、無問題
- 座席が横幅も広く快適
電車で行く方法
最後は電車で行く方法を紹介。といっても、今回私が調べた結果、時間帯の問題や到着駅の場所の問題もあり、却下した方法になります。
電車だとKLセントラル駅からButterworth駅まで電車が出ています。高速鉄道ということですが、時間的には4時間程度はかかる模様で、決して早い方ではありません。
運賃についても、80RM前後(約2000円)となるため、バスに比べると若干割高かもしれません。それでも飛行機に比べればだいぶ安い金額になりますが。
また、終着駅であるButterworth駅ですが、実はペナン島まではペナンブリッジを渡らないと到着できません。Butterworth到着後に船でもいいですし、タクシーでもいいのですが、また別途足を用意して移動しなければいけない点を考えると、電車は何かと不便かと思います
まとめると以下のとおりです。
- 料金は約2000円とバスよりは高め
- 移動時間は待ち時間や到着後の移動も含めると6~8時間は最低でも必要
- タイミングが悪いと電車の発着時間が合わず相当待たざるを得ない場合も
まとめ
結局、今回の旅で利用したバスでの移動方法ですが、結論から言えばフライトを使った方がよかったな。というのが印象です。金銭的なにフライトが高いとはいえ、バスの移動時間は現地到着後の移動も含めて7時間にも及びました。本音を言えば、4時間程度で移動できるような印象もあったため、かなり遠いなと感じた次第です。
現地ペナンでも地味に交通渋滞があるため、日中での移動はヤキモキしてしまうかもしれません。そういった観点からも、ある程度時間を短縮できるフライトでの移動を私はお勧めしたいと思います。
ただ、学生さんだったり節約型の旅行や移動そのものを楽しむタイプの方であれば、高速バスでの移動も新鮮味があってなかなか面白いので、一度はそちらを経験してみるのがきっといいのではないでしょうか。