CXファーストクラス 香港~羽田
旅の最後はキャセイパシフィック航空で帰国します。今回は、アジア内では貴重なファーストクラスを飛ばしている香港ー羽田間のフライトで帰る予定。ファーストクラスは2ヶ月ほど前にアワードで予約していました。無事ダウングレードもなく、搭乗できてよかったです。
CXファーストクラス 香港~羽田
ファーストクラスボーディング
今回は、シンガポールからの乗継で香港へ来ており、チェックインをすることなく、そのまま搭乗口まで向かいます。なお、搭乗前までは、ファーストクラスラウンジでゆっくり朝食を滞在させていただきました。
ボーディングの際は、以下のような順番で搭乗を開始します。
- 搭乗に手伝いが必要な方、妊婦さんなど
- ファーストクラス搭乗者およびワンワールドエメラルド、マルコポーロ会員の最上級クラスの搭乗者
- ビジネスクラス搭乗者、ワンワールドサファイア等
- エコノミークラス搭乗者
今回はファーストクラスで搭乗する予定であったため、全体の2番目に搭乗します。こちらの機材では、ファーストクラスは6席しかありません。しかし、優先搭乗の列には15名前後は並んでいたかと思います。
また、ファーストクラスより前に乗務員に連れられて2名の真摯なサラリーマン的な風貌の方が最優先の位置で待機させられていました。どういう扱いなのか、よくわかりませんがなんだったのか気になります。
優先搭乗が開始して、飛行機へ向かうタラップへ行くと、ファーストクラス、ビジネスクラスとエコノミークラスで入口が異なるのですが、先ほどまでファーストクラスのレーンに並んでいた方々のほとんどがエコノミークラスの方へ流れて行きました。エコノミークラスで最上級会員資格を持っている人が結構多いんですね。
ファーストクラス 座席
座席は横幅3席、窓4つ分相当はありますでしょうか。写真で見ていたよりも相当広かったのが印象的な座席です。座席そのものは若干窓側へ斜めになった座席となっています。右手側に埋め込みの壁面モニターが入っており、モニター位置を手動で座席正面まで動かすことが可能です。
ウェルカムサービス
座席に座ると、すぐに本日のパーサーとファーストクラスを担当していただけるCAさんが挨拶しに来てくれました。パーサーの方は日本人だったので、余計驚きです。いやまぁ普通にあり得る話ですが笑。また、ファーストクラスはたった6席しか座席がありませんが、CA2人でご対応いただきました。
挨拶の後は、ウェルカムサービスでドリンクとおしぼりをいただきます。今回は朝の便であるため、お酒は飲みませんでしたが、別の席では夫婦でシャンパンを飲んでいらしたようでした。いやー、夫婦でファーストクラスは素晴らしい旅行ですね本当。
雑誌等も各種用意しており、大量の雑誌を抱えて見せに来ていただけました。さすがに、ゆっくりしたかったので、ご遠慮しましたが。
トイレ
ファーストクラスということで、トイレも一応チェックします。香港~羽田間は短距離~中距離であるため、あまり設備を充実させている訳ではありませんが、非常に清潔に保たれていました。
トイレのアメニティはAesop。香港国際空港のファーストクラスラウンジであるThe Pierなどのバスルームに置いてあるものと同じです。
まとめ
離陸をしてから30分後程度で朝食がスタート。フルーツ盛り合わせやパンの選択、朝食メニューの選択をしてフルコースの朝食を堪能することができます。ただ、朝食後は少しゆっくりできる程度で全部で4時間程度のフライトということもあり、若干物足りない印象はぬぐえません。
この座席であれば、10時間超えのフライトがいいなぁと思いつつも、やはり距離が短いだけあって、すぐにファーストクラスの極上の時間は終わってしまいました。
距離が短いとファーストクラスに乗ったという印象は薄く、ご飯と座席の豪華なビジネスクラスに乗ったという印象になりました。決して、悪くはないのですが、座席の快適さやファーストクラスのシャンパン等を味わう時間帯でなかったということもあって、満足度はそこまで高くないというのが個人的な印象です。
むしろ香港国際空港のファーストクラスラウンジのクオリティが極めて高く、そちらに入れることの方がメリットとしては非常に高いかなと思いました。そのため、また乗りたい、というよりはファーストクラスラウンジにまた入りたいという動機で発券したいですね笑。
米国路線などでは長距離フライトでファーストクラスを楽しむことができます。ぜひ次回は長距離路線でファーストクラスを楽しめたらいいな、と思っています。